流鏑馬


「射る」

たてがみに
直垂に
風が走り舞いおどる
鏑矢の先に辿るは
こころの高み
平静の息吹(呼吸)
おのがすべてを込め
射る

詩・・・昼岡 篤 作



深い緑を打ち破り
行く手に射す陽光
疾駆する荒い息をも遠退かせ
時と同化させた気を解き放つ
その一瞬のみを凝視する

詩・・・燗 正宗 作
(かん せいしゅう)